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恋愛について

 いつも「今夜、夢の中で君に出逢う」をお読みいただきまして、ありがとうございます。この作品は、人間の内面性を描こうと鋭意連載中です。いよいよ、最終章に入りまして、「僕」の抱える欠落の原因が何なのか、夢の中で出逢う「君」は誰なのかがわかると思います。お楽しみください。

 さて、次回作品として、「半島のさき」を準備中との予告をいたしましたが、「半島のさき」では、愛について語りたいと思います。こんどは、「僕」は「愛とは何か」「純愛とは何か」というものを探す冒険に出ます。

 最近、純愛ブームということで、韓流ブームやセカチューブームが起きています。また、渡辺淳一氏は、「愛の流刑地」で渡辺流の愛の形を模索しようとしています。11月3日朝刊では、「愛だけは、いかなる国家権力も介入することはできない。いいかえると、自慰こそ、身柄を拘束された男の、唯一の反抗の手段でもある」と述べています。
 
 本来、愛や恋というのは、「一人勝手な思い」であって、それが結びつくかどうかは別なのです。

 でも、最近は、この恋愛というものは、何か臆病な存在になっていると思います。世の中、セクハラとか、そういうことで、男性が自分の気持ちを伝えたりとか、そういうことが、もちろん男性が精神的に弱くなってきたこともあるのでしょうけど、社会としてもそういうことがしづらい環境ができてきたのではないかと思います。

 ぼくは、誰かを愛するということ、好きになると言うことは、本当に「素晴らしい」ことだと思います。セックスとかそういうことだけもひとつの愛の形なのかもしれませんが、僕は愛とは、まず相手を「尊敬すること」から始まるものだと思います。もっと、ぼくたちは、恋愛をして、人間として成長するべきだと思うのです。

 そこで、ぼくはぼくなりの「恋愛」論を、この小説でぶつけてみようと思います。そして、恋愛の素晴らしさと、もう一度、世の中に問いたいと思うわけであります。

 いま、書いている一部を例示したいと思います。
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  僕は少し涙を目に貯めながら、つぶやいた。君は、これから、僕よりも君に相応しい、君がそうと思う男性に出会い、恋に落ち、二人は結ばれ、幸せを手にするだろう。僕は、その光景を思い浮かべてみた。そして、僕は、その顔もわからない男性に嫉妬をし、君を愛しく思った。
 
 「なぜ、僕ではいけないの?」、僕は夜空を見上げながら、つぶやいた。「君は、僕の事をまだ、何も知らないじゃないか。なぜ、君は、僕の事を知ろうとせず、すぐに結論を出すことができるの?」、と僕はつぶやいた。

 「僕は、確かに、君との付き合いの中で、知らない間に、何か致命的な過ちを犯していたかもしれない。知らない間に、君を傷つけ、そして、君に迷惑をかけていたかもしれない。僕は、恋愛については、不器用な方で、自分のアピールの仕方とか、全く上手くできないんだ。もっと器用ならば、僕の人生はもっともっと違ったものになっているかもしれない。でも、僕は、ただ一生懸命、君の事を愛しているんだ。それは嘘じゃない。適等な言葉でもない。僕は純粋に君と幸せを手に入れたいんだ」
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 ぼくなりの純愛の形を、世に問い、社会の人々に判断してもらいたいと思っています。がんばります。

 「半島のさき」は12月中旬より連載開始予定です。お楽しみに。

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