今夜、夢の中で君に出会う-再会、そして僕の欠落と忘れ物-(1)
僕は、青や赤、黄色のもやもやの中に立っていた。所々、青と黄色が混ざって緑になっていたり、青と赤が混ざって紫になっていたり、赤と黄色が混ざってオレンジになっていたりした。僕は、重力を感じさせないこの空間で漂っていた。
少し先に眩しい光が微かに見えた。僕は、その光に導かれるように、その方向に向かっていった。徐々に光は強くなり、やがて大きくなった。
そこに蝋燭屋の店主がいた。僕は「こんにちは」と挨拶をした。
蝋燭屋の店主は、「一人で来たのか」と言った。僕は、「これは僕自身の問題で、僕の問題は僕が責任を取らないと。レイコさんを巻き込むことはできませんから」と答えた。店主は、「そうだな」と言って、頷いた。
僕は、「僕はこれからどこに行くのですか?」と聞いた。店主は、「ここからは一人だけの旅になる。私もこれ以上は進めない。足元を見てみろ」と言った。この無重力空間で、どちらが上なのか、どちらが下なのかはわからなかったが、足の先を見てみた。そうすると、ぽっかりと雲に穴が開いていて、その下の景色をのぞくことができた。


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