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予告

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 そのとき、彼女は、海岸線の向こうを見て、小さな声でつぶやいた。

 「あの、半島の先には、何があるのかしら」

 僕は、「半島の先は海だろうね」と言った。波打つ音が小さく、時には激しく響いていた。

 「私が言いたいことは、そういうことじゃないのよ」と、彼女は言った。僕は、「じゃあ、どういうことなんだい?」と聞いた。すると、「きっと、あの半島の先には、私たちが知らない無限の可能性が広がっているのよ」と言う。僕は、「無限の可能性?」と尋ねた。

 彼女は、半島の先を見つめたまま、黙っていた。僕も、ただ黙って、半島の先を見つめていた。全ての哀しみや辛さを、その半島の先に捨てるように。

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現在、好評連載中の「今夜、夢の中で君に出逢う」に続く連載小説として、「半島のさき」の連載をスタートいたします。新たな「僕」の恋愛冒険が始まります。ご期待ください。

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