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今夜、夢の中で君に出会う-再会、そして僕の欠落と忘れ物-(30)

 僕がようやく光の糸を掴むと、糸が引っ張られた。そして、僕は引きずられるようになった。

 ようやく、光の出口が見えた。しかし、それはとてつもなく小さなもので、僕の身体の大きさに比べれば、どうやっても出ることができるものではなかった。しかし、光の糸はそんな事情に構うことなく、僕を引きずり続けて、僕は身体の一部がその出口にこすられながら、また圧縮されるような形で、思いっきり、出口の外から引っ張られた。

 勢い良く、僕はその出口から飛び出した。その瞬間、熊のストラップが切れ、熊が穴を塞ぐように落ちていった。そのとき、出口の外で待っていた蝋燭屋の店主は、「穴を閉めるぞ」と叫んだ。僕は、目で合図をして、そのまま上に吸い上げられていった。

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