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霞が関の中心で「郵政民営化」を叫ぶ

 今日、内幸町のampmで、平井堅の「瞳をとじて」が流れておりました。世の中は、無常だなと感じました。
 
 今回の選挙は、郵政民営化の是非を問う国民投票であって、選挙結果を見る限り、郵政民営化については、国民はゴーサインを出したということでありましょう。

 この選挙結果は、予想以上で、国民がゴーサインを出した法案なんだから、参議院では簡単に否決できないだろうと考えていましたが、連立与党で3分の2以上の議席を確保しましたので、参議院で可決になろうが、否決になろうが、郵政民営化法案は可決されることになりました。つまり、それだけの力を国民は小泉さんに与えたということになるでしょう。この意味は、大変重いと思います。

 実は、この選挙結果は、自民党にとって、結党以来、空前の大勝利となるのではないかと思います。議席数だけで見れば、1986年の中曽根内閣での300議席がありますが、このとき議席総数は512議席だったと思います。すなわち、議席占有率で見れば、58.6%。今回は、議席総数480議席のうち、296ですので、占有率は61.7%であります。

 さて、各党の議席数の変動を見てみましょう
 まず、共産党・国民新党は現状維持、社民党は2議席増加というところに注目ができます。

 つまり、今回の選挙で、自民党が大賞した要因は、明白で、

 1.民主党の持つ議席を獲得(選挙区内の政権交代)
 2.反対派の議席を自民党が回復

 の2点にあります。これまで、民主党が議席を伸ばしてきた背景には、もちろん自民党の議席を獲得し、選挙区内で政権交代をしてきた部分もありますが、他党の議席を吸収したという点が大きかったと思います。

 この点から、すでに日本は多党制の時代は終わって、二大政党制になってきているんだと思います。
 今後は、主には与党と野党が選挙区の議席を奪い合うというのが、ポイントになり、いわば政権交代を可能にするということになるだろうと思います。

 ここで、必要なのは政界再編で、もう一度、理念を軸に政党の整理が起きるべきだと思います。例えば、小さな政府対大きな政府、保守対リベラルとかです。

 私自身は、民主党が分裂し、一方が自民党と連立もしくは合流、一方は、共産、社民、国民新党、新党日本と野党共闘をするという状態が起きるのではないかとも思います。

 次の選挙こそが、政権を選ぶ選挙になるのではないでしょうか。

 個人的には、岡田さんには、代表は今回引くことは仕方がないけれど、舞台からは降りて欲しくないと思います。捲土重来を期して、再びチャレンジをして欲しいと思っております。次期民主党の代表には、小沢さんや菅さんなどの名前があがってきていますが、可能性としては、仙谷さんのリリーフもあり得ると思います。若手ならば、前原さんでしょうか。民主党の若手の皆さんに、ここでこそ、踏ん張って欲しいと思います。もちろん、自民党もポスト小泉の候補の人には、この1年間しっかりと研鑚をして欲しいですし、自民党の若手の皆さんにも、しっかりとがんばって欲しいと思います。

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