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愛と欲望の絶え間ない交換-不安定的な秩序・市場-(11)

 「つまり、僕の中の「無意識」の部分なり、「原我」の部分が、「意識」の部分や「自我」の部分に表出してきているということか」と、僕は言った。

 「それがあなたの心理的、内面的側面だけに留まらず、この世界そのものに表出化されている」と、彼女が付け加えた。

 「僕はどうしたらいいのかな?」と、尋ねた。

 レイコさんは、「それは私には今の段階にはわからないわ。でも、ヒントは蝋燭屋のおじいさんの言葉」と言うと、僕は、「夢の世界であれ、現実の世界であれ、掘り続けるんだ、掘って埋めるんだ。埋めて掘る。その繰り返しを続けていけば、君の運命の針は必ず進む、か」と言った。つまり、僕は「僕は穴を掘り続けて僕自身が世界Bつまりエスにたどり着き、エスとエゴの距離をもう一度、あるべき姿に戻す。つまり、エスをコントロールして、そして掘った穴を埋めて、僕が現実世界に戻ってくるということが必要だということなのかな。それは、物理的ではなく、もっと空間的な概念で、僕のエスに向かうべきだと」

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愛と欲望の絶え間ない交換-不安定的な秩序・市場-(10)

 「でも、世界Bというのは、過去に世界Aで起きたことが表象化されているように思えるのだけど」と、僕が口を挟むと、彼女は、「だから、現時点でセットすると、と言ったじゃないですか。私の仮説は、世界Bは、過去の世界Aにおけるあなたの記憶なり意識によって作られているというものです。しかし、現時点でセットすると、世界Bは世界Aに影響を与えるが、世界Aは世界Bに影響を与えない」と、言った。

 「おっしゃる通り」と、僕は納得した。

 「つまりですね、いま、二つの双対する世界が存在するわけです。本来であれば、それは相対的もしくは表裏一体的に存在するものなのかもしれませんが、それが、なぜだか、相互に引き寄せられて同一化しようとしている」

 「エロスとタナトスみたいに?」と、僕は尋ねた。

 「もしくは、フロイト的に言えば、「自我」と「原我」、「意識」と「無意識」」と、彼女は言った。

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愛と欲望の絶え間ない交換-不安定的な秩序・市場-(9)

 「そう信じたいね」と、僕は言った。

 「確かに、社長が夢遊病だとしても、社長の家から山口さんの家まで距離があるし、ニュースによれば、鍵が閉まっていて、誰かが入った形跡はないって言ってたじゃないですか。物理的に社長が山口さんを殺した可能性は限りなく、低いと思います。もし、警察に出頭したところで、相手にされないでしょう」と彼女が言うと、僕は頷いた。

 「しかし、お話を聞いた限りでは、社長がおっしゃるように、社長の夢と現実世界が社長を接点に結びつき始めているように感じます。ここで、論理的に考えるために、現実世界を世界A、夢の世界を世界Bと表現してみましょう。いいですか。」

 「わかった」と僕は同意した。

 「社長のお話を聞いていると、世界Bで起こったことが、一方的に世界Aに影響を与えているわけですね。例えば、世界Bでユミさんがどこかに旅立てば、世界Aで石和さんが亡くなる。世界Bで山口さんが刺されれば、世界Aで山口さんが同じように刺される。しかし、今の段階では、時系列を現時点にセットすると、世界Aで起きたことは世界Bには影響を与えていない」

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愛と欲望の絶え間ない交換-不安定的な秩序・市場-(8)

 「何かを突き抜けたんですね」

 「そう。そうすると、山口さんは、「君はいよいよ超えることができた」と言って、仰向けに裸のまま倒れた。そこで、僕は目が覚めた」

 「その状態で、山口さんは現実世界で発見された」

 「そういうことだね」と、僕は答えた。

 彼女は少し黙って、頭の中を整理しようとしていた。そして、口元に手を被せて、一生懸命考えていた。

 「まず、事実を考えると、もちろん社長が見た夢と現実の世界が何かしらの連関なり影響を与え合う状態になっていたとしても、山口さんを物理的に殺したのは社長ではありませんよね」と、彼女は言った。

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愛と欲望の絶え間ない交換-不安定的な秩序・市場-(7)

 「浮気したんですか?」

 「浮気した。でも、その浮気した憧憬が、映像的におかしかった。最初は、僕と丸顔の女の子の憧憬を僕自身の視線で見ていたのだけど」

 「浮気相手は丸顔の女の子だったんですね」と言った。

 「うん。しかし、だんだん視点が第三者的な視点、つまり、テレビの映像を見ているように客観的にその性交のシーンを捉えるようになった。すると、そこで性交しているのが、丸顔の女の子から大学時代の彼女、そしてなつこさんに循環的に変化し、僕も山口さんと循環的に変化した」

 「そこで、山口さんが出てくるんですね」

 「そして、僕は山口さんに強い憤りと嫉妬心を感じて、客観的な視線の前を覆っていた水のような鏡を突き抜けて、包丁で山口さんの胸を刺した」

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愛の流刑地その5

 とうとう捕らわれの身になってしまった菊治。病葉(わくらば)を見て、世の儚さを見る、という心境でしょうか。

 それにしても、「冬香」を「ふゆか」と書くと、どうしても、柔らかく温かい感じがして、胸に染みます。平仮名の持つ優しさでしょうか。たぶん、「冬香・・・、冬香・・・」と書くより、「ふゆか・・・、ふゆか・・・」の方が味わいがある。
 いま、連載中の「今夜、夢の中で君に出逢う」で、ぼくは、名前の表記を合えて、漢字とカタカナで使い分けていたりします。今回は、平仮名は使っていないけど、こんどは、平仮名の持つ効用を発揮してみようかなと思ったりしています。

 最近は、村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」と「東京奇譚集」を同時に読んでいます。「東京奇譚集」は、短編集ですが、どれも心にジワーと来る味わいがあって、かなりおすすめです。

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愛と欲望の絶え間ない交換-不安定的な秩序・市場-(6)

 「ユミさんが、いろいろとあなたの欠落を指摘して、最後に、あなたが白い家の中から出られなくて、ユミさんが男性と海の方に旅立つという話ですね」

 「そう。そして、石和裕美が死んだ。君と一緒に彼女を弔った夜、僕は密かにもう一度、ユミに会わなければいけない気がして、あの新宿の蝋燭屋に行こうと思っていた。そして、おとといの夜、僕は再び、蝋燭屋に行った。そのとき、店主は、「とにかく掘るんだ。夢の世界であれ、現実の世界であれ、掘り続けるんだ」、「掘って埋めるんだ。埋めて掘る。その繰り返しを続けていけば、君の運命の針は必ず進む」と言った。そして、青い蝋燭に火を灯し、僕はまた意識を失った」

 「それで、また夢を見たんですね」

 「うん。次は大学時代の彼女の夢だった。昨日の朝は夢の途中で目が覚めたから、昨夜、もう一度、青い蝋燭に火を灯して、寝た」

 「そして、夢の続きを見た」

 「そう。引き続き、大学時代の彼女の夢で、しかも、僕が浮気した夢だ」

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愛と欲望の絶え間ない交換-不安定的な秩序・市場-(5)

 「まず、一週間前、石和裕美が亡くなった夜、僕は新宿を歩いていた。新宿を歩いていたのは、とてつもなくやり切れない思いがあってね。つまり、なんというか、僕はなつこさんのことが好きなんだけれども、勇気を持てず、一歩が踏み出せないというか、なつこさんにとっては、それが迷惑なんだろうと思って、そういったことでいろいろと悩んでいたら、心がとても痛くて、ぽっかりと穴が開いている感じで、それをなんとか埋めようと街を歩いていた」

 「つまり、心の穴を埋める何かを探していたということですね」

 「そう。そうしたら、一本路地に入ったところに怪しげなお店があって、それは蝋燭屋だったわけなんだが、その蝋燭屋に変な初老の男性がいた。彼が言うには、その店に僕が来るのは、あらかじめ決められていたことなんだそうだ。それで、その店主が赤い蝋燭に火を灯した途端、僕は意識を失い、先日、話したユミの夢を見た」

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愛と欲望の絶え間ない交換-不安定的な秩序・市場-(4)

 「うん。確かに、犠牲者がすでに2人ほど出てきている」と、僕は言った。

 「一人で悩まないでください。あなたのそばには私がいます。もちろん、恋人としてではなく、部下としてですけど。だから、あなたの全てを引き受けることはできないけど、ほとんどのことは引き受けます。一人で悩まないで、私に話してください。そうしないと、次の犠牲者はあなた自身のような気がするんです。このままだと、あなたがもうすぐ、この世界から消滅してしまうんじゃないかって。だから、話してください」と、レイコさんは言った。

 「ありがとう。でも、これは僕の問題で、この負担を君に背負わせるわけにはいかないんだ。でも、これから話すことを聞いて欲しい。そして客観的な感想を述べて欲しい」と、僕は言った。彼女は頷いた。

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愛と欲望の絶え間ない交換-不安定的な秩序・市場-(3)

 レイコさんは、その様子に気が付いて、「社長、顔色が悪いですけど、大丈夫ですか?」と心配そうに尋ねた。僕は、「2つの世界が結びつこうとしている。いや、夢の世界が現実の世界に侵食してきている」と、遠い目をしながら、呆然と呟いた。レイコさんは、「社長、大丈夫ですか?」と、僕の肩を揺すった。

 確実に、僕が昨晩見た夢の出来事が現実の世界に連関している。石和裕美のときは、何かしらの関係性があるのではないかと疑うことはあったが、直接的なつながりは見つからなかった。しかし、今回は、直接的に、夢のあとを現実世界が引き継いでいるのだ。

 僕は、「レイコさん。もしかすると、君は僕の頭がおかしくなったと思うかもしれないけど、もしかしたら、山口さんを殺したのは僕かもしれない」と言った。レイコさんは驚いた。しかし、驚きながらもたじろぐことはなく、冷静に、「社長、確かに最近、あなたの周りでは、人間の力では説明できないようなことが起きています。石和さんの死、山口さんの死。あまりにも身近な人が亡くなりすぎています。あなたに何があったのですか?」と聞いた。

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日本(お笑い)グラミー賞

 米国では、毎年、テレビドラマの優秀作品の表彰でグラミー賞があるのだけど、今年は、この人たちにあげたい。(まだ、その季節ではないけど)

 最優秀作品賞:「the 首相官邸」
 主演男優賞:小泉純一郎(「the 首相官邸」)
 助演男優賞:森喜朗(「the 首相官邸」)
 主演女優賞:小池百合子(「the 首相官邸」)
 助演女優賞:佐藤ゆかり(「the 首相官邸」)
 脚本賞:「the 首相官邸」

the West Wingとかけてみました。ちゃんちゃん。

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愛の流刑地その4

 日本経済新聞朝刊連載の渡辺淳一「愛の流刑地」ですが、毎朝楽しみにしてしまいます。
 今朝は、とうとう110番して、警官がやってくるわけですが、こういう展開になるとは思いませんでした。
 ぼくは、「ふゆか」の冷たくなった身体そのものが罪そのものとして表現されて、十字架を背負うように「ふゆか」の死体をかついで、「愛の流刑地」に向かうのではないかと予想していたのですが、このままでは逮捕されてしまいます。菊治はどうなるのでしょうか。

 それとも、「ふゆか」の死そのものへの贖罪を抱えることが、菊治にとっての「愛の流刑地」なのでしょうか。

 連載が終われば、単行本か、そしてすでに映画化も検討されているようですが、大ヒットの予感です。ふゆか役には、鈴木京香、石田ゆり子などの名前が出てきていますね。菊治役は誰でしょうか。ここは、舘ひろしとかどうでしょうか。それか小林薫で行きましょうか。

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愛と欲望の絶え間ない交換-不安定的な秩序・市場-(2)

 ニュースキャスターは、「警察はその娘さんを重要参考人として、話を聞いているとのことです」と言った。僕は、「冗談じゃない」と言った。コメンテーターは、「最近は少年犯罪も深刻化してきていますからね」と答えた。僕は、娘さんを犯人と意図的に決め付けようとしているマスコミに腹が立った。「冗談じゃない」

 レイコさんも、そのニュースを見ていて、憤慨していた。

 僕は、コメンテーターの話を一字一句復唱してみた。「山口さんは、布団の上に裸でうつ伏せに倒れていた。刺されたのは胸のところ」と言った瞬間、僕は昨夜の夢の映像が急に頭の中に蘇った。僕が夢の中で、山口さんを刺し、その後、山口さんが「君はいよいよ超えることができた」と言って、倒れた状態と同じではないか。

 そうすると、僕の夢が現実世界に影響を与えたということなのか。それとも、あれは僕の夢なのではなくて、実際に僕が山口さんを殺したということなのであろうか。僕は、頭の中で何がなんだかわからず、パニックになりそうになった。

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愛と欲望の絶え間ない交換-不安定的な秩序・市場-(1)

 「なぜ、山口さんが死ななければいけないんだ」と、僕は何度も胸の中で呟いた。

 「今朝、飲食店勤務の山口武雄さん、38歳が新宿区のアパートで亡くなられているのを、別居している娘さん、小学3年生に発見をされました。山口さんは、胸を刺され死亡しており、部屋には物色された様子はなく、警察は仕事関係のトラブルがあったのではないかと捜査中です」

 夕方のニュースは、山口さんのニュースを大きく取り上げていた。ほとんどのニュース番組は、年金問題のニュース、米国の大統領が自転車に乗っていて木にぶつかったというニュース、野球の優勝争い、そして生活の知恵のコーナーと同列に山口さんのニュースを報じた。中には、親切にもコメンテーターが山口さんのニュースを解説していた。

 「この事件で疑問が出てくるのは、小学生の娘さんがアパートを訪ねたとき、アパートの部屋の鍵は閉まっていたと供述しているんです。窓も全て閉まっていて、布団の上に山口さんは裸でうつ伏せに倒れていたそうなんです。これはかなり手の込んだ密室殺人です」

 僕は、ニュース番組はワイドショーのように騒ぎ立てる必要はなく、ただ淡々と事実を報じればいいと思った。

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民主党新代表

 前原さんが新代表に。トニーブレアも労働党党首になったのが41歳。クリントンが大統領に就任したのが、47歳ぐらいのとき。そういう意味では、43歳でも、そんなに若いという感じがしない。

 日本の民主党としては、これからは、保守だけど、やや中道よりの保守という感じになるのかな。米国の共和党と民主党、英国の保守党と労働党のように、政策の違いが浮き彫りになってこないので、わかりにくいことはわかりにくいですよね。有権者の側からすると、自民党も民主党も、何が違うのかが見えにくい。だから、自民党が分裂劇となると、野党が埋没しちゃう。

 今後の方向性としては、自民党は清和政策研究会(森派)及び友派閥が自民党の主流派だと思うので、「小さな政府」志向の色になっていくことでしょう。そこで、民主党にはずばり「民主社会主義」路線的な部分を進むというのもアリのような気がします。そこで、政策の違いが出せれば、支持層は拡大するはず。

 社民党・共産党は、革新路線で、「専門店」とも呼ばれていますが、実はそこに重要な意味があり、しっかりとがんばってもらいたいと思います。

 ポスト小泉は誰になるかわかりませんが、民主党は、前原さん中心に若い世代で盛り上げていって欲しいと思います。政策にも競争が必要ですから。

 民主党的には、党内融合を目指すことが第一路線だと思いますけど、そこはあまり無理をなさらないことも重要かと。

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お食事日記ー梅香苑・アカシアー

 最近、ばたばたしていて、まとまった文章を書けていないので、少し遅れてしまいましたが、お食事日記を付けておこうかなと思います。
 どちらのお店ともまろまろ堂さんと一緒に行ったお店です。

 まずは、大江戸線・若松河田駅近くの「梅香苑」というお店。こちらは四川風の中華料理屋さんです。

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こちらは、麻婆豆腐ですね。麻婆豆腐好きのぼくとしては、食べ逃せない一品です。山椒がぴりりと利いていて、これこそ麻婆豆腐だなと思えます。上海で食べた四川料理とほとんど一緒で、中国に行かなくても、このお店で本場の麻婆豆腐が食べられてしまいます。お得ですね。


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こちらは四川風レタスチャーハン。新鮮なレタスの甘い味が、チャーハンの辛さと見事に融和し、大変おいしい一品です。チャーハンというのは、炒め飯なわけですけれども、カラカラでもみずみずしくてもいけなくて、その水量が問われるかと思います。それも見事な一品です。

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こちらは四川風ラーメン。とにかく辛いわけですが、おいしいです。元気になりたいときは、これをどうぞ。麺もしっかりしていて、麺・スープともにオーケーです。ラーメンも下手なラーメンだと臭みが出てたり、口当たりが悪かったり、麺が食べれたものでなかったりするのですが、そんな心配も無く、とてもおいしいラーメンです。


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餃子です。餃子というのは気をつけないと、生臭かったりするので、注文するとき、悩むわけです。歯ごたえが悪かったりとか、肉が生臭かったりすると最悪です。この餃子は、そんなことなく、しっかりとした歯ごたえ感と肉の臭みが抜けておりまして、おいしくいただけます。

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最後に杏仁豆腐です。辛いものを食べ続けたので、口を和らげるという意味でも、絶対に必要なデザート。しかもココナッツミルク入りでした。タピオカも好きなのですけど、ココナッツミルクが絶品。でも、杏仁豆腐って、歯ごたえがあまりないから、「食べたぁー」という気持ちが弱いのが欠点・・・でも、おいしいです。


次に、新宿のアカシアという洋食屋さんです。ここはロールキャベツで有名です。

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確かにウリにしているだけあって、ロールキャベツのシチューはおいしかったとです。ロールキャベツもキャベツがシナシナしていたり、肉の臭みがあったりすると食べづらいのですが、とってもおいしい一品でした。

ぼくは、これにオムライスを付けてみました。

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メニューも豊富でいろいろと悩んでしまいましたが、どれもおいしいと思います。

アルタの奥の一角で、ほぼ靖国通りから路地に入ったところにあります。

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今夜、夢の中で君に出逢う

 昨日で「青い蝋燭編」が終了しました。

 次週より、第4章「愛と欲望の絶え間ない交換-不安定的な秩序・市場-」編が始まります。

 ぼくは、自分の作品の解説をするのは、あまり好きではないのですが、ここまで、ユミ(石和裕美)が死に、山口さんが死にました。ユミの死はどちらかというと受動的な死であるのに対し、山口さんは、能動的にその死に「僕」が関わっているのではないかということが、読者の皆さんにはご推測いただけるのではないでしょうか。

 この「夢」の世界とは何なのか、「僕」は、なぜこのような世界に巻き込まれているのか、そうしたものを少しずつ明らかにしていきたいと思っています。

 この小説は、恋愛ノワール小説なんです。

 今後も、引き続き、よろしくお願い申し上げます。

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青い蝋燭(44)

 事務所に到着すると、レイコさんが一生懸命にエクセルのシートと格闘をしていた。僕は、「レイコさん、おはよう」と言うと、レイコさんは、僕を見ることなく、パソコン画面に目線を固定したまま、「おはようございます」と言った。

 12時30分過ぎに、僕とレイコさんは昼食を食べに、近くの食堂に行った。食堂では、NHKが流されており、朝のTV連続小説の再放送が終わった後、13時のニュースが始まった。

 「今朝、新宿区のアパートで男性が刺殺体で発見されました。被害者の名前は、山口武雄さん、38歳、飲食店勤務。離婚して別居中の娘さんが遊びに来たところ発見して、警察に通報。警察では他殺の可能性で捜査を進めております」

 僕は、はしで挟んで口に運んでいた豆の煮物を、口を開けたまま落としてしまった。レイコさんは、「山口さんって、なつこさんのお店の副支配人の山口さん?」と呆然と呟いた。僕は、「その山口さんのようだね」と呟いた。

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民主党と巨人

 今回は、ホントーに適当なこと、無責任に言います。

 巨人監督問題と民主党代表問題が微妙にオーバラップする気がするのですが。

 どちらとも、わざわざ火中の栗を拾いに行くようなもんでショ。

 どちらとも、再建がキーワードになります。なかなか大変。

 まあ、小泉さんも4年前もう自民党ダメポなときに、火中の栗を拾ったわけで、その結果が「自民党ぶっ壊す」で、自民党の象徴的なものは、「ぶっ壊し」ましたね。公約の一つは守りました。郵政民営化も法案通るので、公約二つ目も守りました。あとは、8月15日靖国参拝ですね。来年こそ、8月15日参拝するんじゃないかなと思いますので、多分、公約3つ目も守ります。それで、退任と。

 実は、4年前のとき、小泉カードを切るのはまだ早いんじゃないかと思いました。小泉カードは、自民党にとっては切り札であり、劇薬であるわけで、あのタイミングで切ったら、いろいろなプレッシャーで、つぶされてしまうのではないかと思っていたりしました。しかし、小泉さんはその逆境を見事に乗り越えたわけです。いつも、「一点突破」、「中央突破」な部分はあるわけですが、確実に自民党は再生したと言えると思います。しかも、都市部に強い、今まで民主党が狙っていた支持層の取り込みも完全にできたわけです。

 いま、同じようなシチュエーションにあるのが民主党です。この危機を突破するには、どのように再建するべきでしょうか。ぼくは、「昔の名前」ではなくて、小泉さんがそうであったように、代表を前原さん、野田さんあたりにして、一気に世代交代をして、一点突破をはかるべきだと思います。ただ、問題は、自民党との独自性をどのように見出すのかというところです。

 基本的に、小泉さんの改革路線と民主党の改革路線は同じなんだろうと思います。そういう点では、政界再編を仕掛けた方が良いのかもしれません。つまり、「小さな政府志向」型の政党と「大きな政府志向」型の政党です。

 中田さんや松沢さんなどが、将来、国政にUターンしたとき、さらに層が厚くなるので、ここが踏ん張りどきというところでしょうか。

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青い蝋燭(43)

 麻衣は、「あなた自身とあなたの影を結びつける人、あなたの意識と無意識を結びつける人、必ず、あなたの前に現れるわ。その人を絶対に手放してはだめよ。どういう形であなたと関係するのかわからないけど、それが恋人なのか、それとも友人なのか、わからないけど、あなたが現実の世界から風船のように離れていくときに、必ず、その風船の紐を持って、現実の世界に引き止めてくれる人がいるから。ひとつだけわかっていることは、それは私ではなかったということ」と言った。

 麻衣と僕はそれから度々、何度かの断絶の期間はありながらも、手紙やメールの交換を続けている。彼女は留学先で順調のようであった。僕は順調とは言えないけど、麻衣から手紙やメールが来るたびに、僕は嬉しかった。3ヶ月前に来た手紙の様子だと麻衣は、まだ日本に帰国する予定はないようであった。

 僕は、二度寝をしてしまい、起きたのは11時前だった。僕はシャワーを浴びて、アップルジュースを飲んで、家を出た。この時間だと事務所に着く頃はお昼の時間なので、空腹ではあったが、どこにも寄らず、事務所に向かった。

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青い蝋燭(42)

 麻衣は、「ありがとう。あなたのことは忘れないわ。日本に帰ってくるときは、必ず連絡するから。そのとき、私もあなたもまだ結婚した方がいいと思ったら、そのときは結婚しましょう。でも、約束をすることであなたを縛りたくないから、約束はしないでおくわね」と言った。

 僕は、「わかった」と答えた。

 すると麻衣は、「前にも言ったけど、あなたにはあなたをお守りしてくれる人がいつも側にいなければだめだと思う。それは恋人という形ではなくても良いかもしれないけど。あなたのことをいつも気にしてくれて、あなたを励ましてくれて、あなたを叱ってくれる。そして、あなたと一緒に喜び、悲しんでくれる人が必要なの。あなたは弱い人間だわ。一人では生きていけない。だから、あなたにはあなたを常に支えてくれる人が必要なのよ」と言った。

 僕は、「ありがとう」と短く礼を言った。

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青い蝋燭(41)

 麻衣は、「私の可能性を試してみたいの。私はあなたのモノではない。あなたには申し訳ないけど、自分の道を進みたいのよ」と言った。僕は、「僕が浮気したから?」と聞いた。麻衣は、「それが直接的な理由ではないわ。その前からずっとよ。ずっと考えていて、あなたとの生活と自分の夢の間で常に揺れ動いていた。でも、一度は、あなたとの生活を選択したのよ。でも、どうしても諦め切れなくて」と言った。

 僕は、「わかった」と答えた。「もしかすると、僕はまた君を傷つけるかもしれない」と言った。

 麻衣は、「そうね」と言った。僕は、「麻衣は僕のモノではないし、麻衣を止める権利は僕にはない。だから、僕ができることは、笑顔で君を送り出すことだ」と言った。

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霞が関の中心で「郵政民営化」を叫ぶ

 今日、内幸町のampmで、平井堅の「瞳をとじて」が流れておりました。世の中は、無常だなと感じました。
 
 今回の選挙は、郵政民営化の是非を問う国民投票であって、選挙結果を見る限り、郵政民営化については、国民はゴーサインを出したということでありましょう。

 この選挙結果は、予想以上で、国民がゴーサインを出した法案なんだから、参議院では簡単に否決できないだろうと考えていましたが、連立与党で3分の2以上の議席を確保しましたので、参議院で可決になろうが、否決になろうが、郵政民営化法案は可決されることになりました。つまり、それだけの力を国民は小泉さんに与えたということになるでしょう。この意味は、大変重いと思います。

 実は、この選挙結果は、自民党にとって、結党以来、空前の大勝利となるのではないかと思います。議席数だけで見れば、1986年の中曽根内閣での300議席がありますが、このとき議席総数は512議席だったと思います。すなわち、議席占有率で見れば、58.6%。今回は、議席総数480議席のうち、296ですので、占有率は61.7%であります。

 さて、各党の議席数の変動を見てみましょう
 まず、共産党・国民新党は現状維持、社民党は2議席増加というところに注目ができます。

 つまり、今回の選挙で、自民党が大賞した要因は、明白で、

 1.民主党の持つ議席を獲得(選挙区内の政権交代)
 2.反対派の議席を自民党が回復

 の2点にあります。これまで、民主党が議席を伸ばしてきた背景には、もちろん自民党の議席を獲得し、選挙区内で政権交代をしてきた部分もありますが、他党の議席を吸収したという点が大きかったと思います。

 この点から、すでに日本は多党制の時代は終わって、二大政党制になってきているんだと思います。
 今後は、主には与党と野党が選挙区の議席を奪い合うというのが、ポイントになり、いわば政権交代を可能にするということになるだろうと思います。

 ここで、必要なのは政界再編で、もう一度、理念を軸に政党の整理が起きるべきだと思います。例えば、小さな政府対大きな政府、保守対リベラルとかです。

 私自身は、民主党が分裂し、一方が自民党と連立もしくは合流、一方は、共産、社民、国民新党、新党日本と野党共闘をするという状態が起きるのではないかとも思います。

 次の選挙こそが、政権を選ぶ選挙になるのではないでしょうか。

 個人的には、岡田さんには、代表は今回引くことは仕方がないけれど、舞台からは降りて欲しくないと思います。捲土重来を期して、再びチャレンジをして欲しいと思っております。次期民主党の代表には、小沢さんや菅さんなどの名前があがってきていますが、可能性としては、仙谷さんのリリーフもあり得ると思います。若手ならば、前原さんでしょうか。民主党の若手の皆さんに、ここでこそ、踏ん張って欲しいと思います。もちろん、自民党もポスト小泉の候補の人には、この1年間しっかりと研鑚をして欲しいですし、自民党の若手の皆さんにも、しっかりとがんばって欲しいと思います。

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青い蝋燭(40)

 「君はいよいよ超えることができた」と声が聞こえた瞬間、僕は何か殴られたような衝撃に驚いて、目が覚めた。僕は、「ひどい夢だ」と、汗を拭き、サイドテーブルに置いてあるお茶のペットボトルに口を付け、お茶を飲んだ。

 サイドテーブルに置いておいた青い蝋燭は、全ての蝋が溶けており、蝋燭を立てた器だけが寂しく残っていた。僕は暫く呆然としていた。夢の中身をゆっくりと振り返った。そして、もう一度、「ひどい夢だ」と呟いた。そして、事実がどうであったかを頭の中で一生懸命に思い出そうとした。

 夢の中身は、山口さんが登場してくるまでは、確実に事実のフィードバックであった。僕はあの夜、丸顔の女の子と寝た。それから度々、丸顔の女の子と寝た。麻衣は、徐々に僕の変化に気が付いており、あの夜から3ヶ月ほど経った夏の夜に「あなた浮気しているでしょう」と指摘した。僕は、包み隠さず事情を説明した。麻衣は、「そんな話、聞きたくないわ。だから、言ったでしょう、あなたは情に弱いくせに直情的だから気を付けなさいって」と怒った。僕は素直に謝った。すると、彼女は、「あなたには主体性がなさ過ぎる。私はその犠牲にはなりたくない」と呆れながら言った。

 麻衣は、僕を半分許し、半分許さないでいた。そのうち、僕と麻衣は、違和感を有しながらも付き合い続けた。しかし、麻衣は僕には内緒で留学準備をしていて、大学の卒業と同時に別れは突然にやってきた。

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投票日

 今日は、衆議院総選挙の投票日です。皆さん、投票に行きましょー。

 今回の選挙、ずばり「聖戦」です。

 最高裁判事の審判も忘れずに。

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青い蝋燭(39)

 山口さんも麻衣も何も答えず、麻衣が山口さんの上に乗り、そして、麻衣は山口さんを自分の中に誘導した。僕は、「なぜなんだ」と大きな声で言った。二人は僕の声に気が付いていないようだった。再び、月の光が差し込んだとき、麻衣は麻衣ではなくなり、なつこさんになった。僕は、「なつこさん?」と目が点になって、性交をしている女性を見つめた。僕はプロジェクターから映し出された粗い映像を見るように、僕は呆然と立ち尽くしていた。女性は、なつこさん、麻衣、そして丸顔の女の子と入れ替わり、男性は山口さんと僕が入れ替わった。僕は、頭が混乱し、ここで何が起きているのかわからなかった。僕は確かに丸顔の女の子とセックスをしていた。そして、なつこさんと山口さんの存在を、僕はこの時代では全く認識していない。

 山口さんに、麻衣が犯され、なつこさんが犯され、僕がセックスをしていたはずの丸顔の女の子も犯されている。僕は、山口さんに腹が立つとともに、強烈な嫉妬心を感じた。僕は山口さんを心から憎み、許せなかった。そして、僕は丸顔の女の子の部屋のキッチンから包丁を取り出し、今まさに性交をしている山口さんに向かって、透明な水のような鏡を越えて、山口さんの腹を包丁で刺した。そして、刺した包丁を横に回しえぐった。不思議なことに血は飛び出さず、映画のシーンのようにスローに山口さんは苦しんだ。

 そのとき女性は、消滅していて、丸顔の女の子の部屋には、僕と山口さんの二人だけが存在していた。

 山口さんは、「君はいよいよ超えることができた」と呟き、ベッドの上に倒れた。

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あなたにぴったりな政党は・・・

まろまろ氏より、教えていただいたマニフェスト占い

なかなか面白いですよ。

ちなみに、私の結果ですが、

-------------------
占い結果
あなたにぴったりな政党は.....

自民党・公明党
キモチ69%

小泉首相と一緒に改革を進めたいあなたにオススメ!

自民党・公明党(11)
民主党(4)
共産党・社民党(0)
国民新党・新党日本(1)
-------------------------------

という結果が出ました

うーん、もう少しキモチが高くても良かったかも。

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青い蝋燭(38)

 彼女の着ている物を全て剥がし、僕も全て脱いで、僕は彼女の身体をゆっくりと愛撫した。彼女は、「ねえ。私もしてあげる」と言い、僕と彼女は上下を入れ替わり、彼女は、僕の下半身を口に含んだ。

 その瞬間、彼女は丸顔の女の子ではなく、麻衣になった。僕は驚き、その彼女をもう一度眺めた。しかし、いつのまにか、僕の視点は僕の目からではなく、二人の男女が交わっているのを眺める第3者の視点となっていた。そうすると、今、僕の前で交わっている男女は誰なんだろうか。確かに、僕は丸顔の女の子と性交していたはずである。しかし、女の子は麻衣になり、僕であったはずの男は僕でなくなっている。暗くて、男の顔がなかなかはっきりしない。僕が性交をしている二人に近づいても、二人は気が付かない。完全に、今、僕が立っている空間と二人が性交している空間とは別空間のようで、僕は鏡を通じて、その空間を見ているようであった。雲の切れ間から月の光が偶然に部屋に入ってきた。その男は僕が知っている男だった。僕の代わりに性交している男性、それは、なつこさんの店の副支配人である山口さんだった。

 僕は、「山口さん?」と言った。当然、僕は、山口さんと大学時代に面識はなく、現実のなつこさんの店で初めて会ったのだ。僕は、「なぜ、山口さんがここにいるの?」と聞いた。

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愛の流刑地その3

 どうしても、朝読まずにはいられない愛ルケ。どうしても、菊治の行く末が気になります。

 彼はとうとう殺人を犯してしまったわけなのですが、その罪を背負って行く流刑地はどこになるのでしょうか。

 このまま警察に逮捕されてリアル流刑地に行くとは思えないので、ぼくは箱根かなと思ったりします。それで入水自殺するとか。きっと、菊治の死の瞬間、冬香が語りかけたりするんだろうなぁと、ストーリーを予測しています。

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青い蝋燭(37)

 「それで、川に飛び込んでしまおうと思ったんだけど、なかなか飛び込めなくて、ただ呆然と川の近くでずっと座り込んでいたの」と彼女が言った。

 「正しい選択だ。今、君は死ぬ必要はないし、なにしろ、そんなことをしたらもったいない。あと、川に飛び込んで死んだら、君のかわいい顔も美しい身体も損なわれてしまう。それは世界の大損失だよ」と言った。

 「そうしたら、あなたの顔が思い浮かんで、部屋に戻ってきて、ずっと電話しようか迷ったんだけど、もう気持ちを止められなくて」

 「うれしいよ」と、僕は言った。

 「本当に今から来てくれるの?」と心細い声で彼女は言った。

 「行くよ。必ず行くから、そのまま僕のことだけを考えて、待っていて欲しい」と僕は言った。

 彼女は、「待ってる」と言った。

 僕は、電話を切ってすぐに自転車で丸顔の彼女の家に向かった。丸顔の彼女のアパートに着いて、ドアを開けてもらうと、彼女は飛びつくように、僕に抱きついた。僕は、それを受け止め、強く抱きしめた。そのまま深く激しいキスをして、口唇を離すと、彼女は「ありがとう」と言った。僕は顔に笑みを浮かべた。そのまま、僕たちはベッドに移動して、彼女の上に覆いかぶさるように、僕は彼女の口唇に僕の口唇を重ねた。重ね続けたまま、僕はシャツとチノパンを脱ぎ、そして彼女のシャツを脱がした。そうすると、彼女の黄色いブラジャーが目の前に現れた。僕は、一旦口唇を離して「今日のブラジャーのホックは前?後ろ?」と聞いた。彼女は、くすっと笑って、「今日は後ろよ」と言った。僕は口唇を彼女の口唇の上に戻して、片手を彼女の背中に回し、ブラジャーのホックを外した。そしてもう片方の手で、彼女の髪と耳を撫でた。

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議長人事

 投票日まであと4日。選挙も終盤戦ですが、台風というゲストも登場で、波乱が波乱を呼んでいる感じです。

 マスコミ各社のアンケート・調査などによれば、自民党圧勝の可能性が高まってまいりましたが、何が起きるかわからないのが、天災と選挙。

 さて、今日ふと思ったのは、議長人事。新議長は誰になるのだろうと、密かな関心ごとです。河野議長は結局2年もやっていないわけで、ここで終わりというのもかわいそうな気がしますが、ぼくの記憶には続投した人というのが思い浮かばないので、やはり、新しい議長になるのかなと思います。でも次の議長候補って誰ですか??

 そう考えてみると、候補になりそうな年齢の方々は引退されてしまったし、造反したりしているので、一気に若返りでしょうか。

 ということで、候補を考えてみましょう。

 森  喜朗 氏 → もしかすると首相経験者でかつ議長というのは初?
 河野洋平 氏 → 個人的には続投もアリだと思うのですが。
 福田康夫 氏 → 首相のセンがなければ議長もアリ?
 山崎  拓 氏 → 論功勲章的にはアリかも?
 加藤紘一 氏 → 谷垣さんが総理候補なら、議長狙いもアリ?
 中山太郎 氏 → 今回で当選回数7回なるけど、そろそろ?
 中川秀直 氏 → 今回で当選回数9回ですか。もしや?
 高村正彦 氏 → 無難なんだけど、棄権しちゃってますから
 古賀 誠 氏 → 首相よりは議長というラインだと思いますけど、総裁は小泉さんですから。
 保岡興治 氏 → なんか本命な気がします
 
参議院議長は、次期選挙後に中曽根氏でしょうね。

 副議長は、民主党が野党第1党になった場合、民主党からになるわけですが、誰がいいですかね。

 というわけで、内閣改造・党役員人事は郵政後なわけで、選挙後、注目は正副議長人事ですね。

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青い蝋燭(36)

 僕は、「麻衣。おやすみって言っただろう。どうしたんだい?」と電話に出た。すると、電話の向こうは無言だった。僕は、直感的に電話の相手は丸顔の女の子だと察した。電話の向こうは、泣いているようだった。僕は、「泣き終わるまで待っているから、ゆっくりと泣いていいよ」と言った。電話の相手は、鼻をすすりながら、泣いていた。僕は黙ったまま、その鳴き声と鼻をすする音を、目を閉じながら聞いていた。

 10分ぐらい経過して、ようやく泣き音が止んだ。

 僕は、「どうしたんだい?」と聞いた。

 電話の相手は、「今から会える?」と、泣き声を交えながら聞いた。

 「いいよ」と、僕は言った。

 電話の相手は、やはり丸顔の女の子だった。彼女は、「今日の夜に彼の家にもう一度行ったの。もう一度、やり直そうと思って。でも、彼は冷たく、「もう愛していない。会いたくもない」と言って、家の中にも入れてくれなかったの。そして、ドアを強く閉められて。私は混乱して、必死にドアを叩いて泣きながら彼の名前を読んだの。5分ぐらい経って、ドアが開いたの。そうしたら、彼の女に塩を撒かれて、「死ね」って言われたの。とても悔しくて、とても悲しくて」

 「わかるよ」と僕は言った。

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青い蝋燭(35)

 僕は、「それは光栄だ」と言うと、彼女は、「茶化さないで。あなたには、常にあなたのことを見ていて、あなたを守るというか、ブレーキをかける人が必要だと思うのよ。そして客観的にあなたにアドバイスできる人。あなたは嫌かもしれないけど、あなたにはそういう人が必要なのよ」と言った。

 僕は、「君がいるから安心だ」と言った。彼女は、「もし私がいなくなったら、どうするのよ」と言う。僕は、「そんなことないよ。君は僕よりもきっと、ずっと長生きするし、僕とずっと一緒にいる」と言った。彼女はため息を交えながら、「自分勝手な人ね」と言った。

 僕は、彼女との電話を終えた後、シャワーを浴びて、大学に出掛けた。夜、自宅に戻ると、麻衣に電話をして、週末のデートの相談をした。麻衣はとても嬉しそうな声で、映画が見たいとか、何が食べたいとか言った。僕は、頭の中で、丸顔の女の子を時々思い出しながら、麻衣と話した。麻衣との電話を終え、ベッドに入り、電気を消した。そして、目を閉じていると、PHSのバイブレーションが震えた。

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青い蝋燭(34)

 僕は、自分の家に戻り、PHSから麻衣のPHSに電話した。麻衣は少し怒った声で、「心配していたんだから」と言った。僕は「ごめん。昨日、帰ってきたら、もう0時を過ぎていたんだ」と言った。彼女は、「珍しいわね。あなたが気を遣うなんて」と言った。僕は、「そうかな」と聞いた。彼女は、「あなたはもっと直情的だと思っていたわ」と言った。僕は、「自分では理性的だと思っているけど」と言った。彼女は、「たぶん、そう思っているのはあなただけよ」と言う。僕は「まいったな」と言った。すると、彼女は、「あと、」と彼女は何かを言い出しかけた。僕は、「どうしたの?」と聞いた。

 彼女は、「あと、あなたは、情に流されやすいと思うの。前にも言ったけど、主体性がないというか自分では自分の気持ちをあまり表現しないくせに、人の気持ちとか情には敏感なのよ。だから、自分の気持ちよりも相手の気持ちとか情に負けてしまうの。そのへんは、あなたの良いところでもあるんだけど、気をつけてね」と言った。僕は、ドキッとした。昨夜の出来事を麻衣は全て知っているように、僕に忠告をしたのだった。彼女は、「情に弱いくせに、直情的だから、気をつけないと、自分の身を滅ぼすことになるかもしれないわね」と言った。僕は、「なんだか、奥さんに叱られているような感じだね」と言った。彼女は、「もう、あなた一人の問題じゃないのよ。あなたの問題は私の問題でもあるの」と言った。

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手紙について

 いま、コラムを"Love Letter"というテーマで書いてみました。

 手紙っていいですよね。ぼくは、中学生の頃、初めてラブレターというものを書いた気がします。

 その頃の文面は忘れてしまいましたけど、いろいろと悩んで、そのころは人生経験も何も乏しいので、たぶん、あまり上手くない文章だと思うのですが、一生懸命に書いた気がします。

 皆さんも一度は、そういう経験ってあるのではないでしょうか。

 ぼくは、恋愛については、本当に難しく考えすぎるタイプなのですよね。いろいろなことを考え過ぎてしまいます。
その他のことは、けっこう短絡的というか楽観的ではあるのですけど、恋愛に至っては、かなり奥手です。
 なので、逆に、失敗することが多々あるのではと思います。

 石田純一とか押尾学とかって、ある意味凄いですよね。

 押尾学は、こんどは矢田亜希子ですか。とほほ。また、土下座したんでしょうか

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Love Letter

 僕は、あなたのことが好きです。

 「好き」という感情が、本当はどういう気持ちのことを意味するのか、僕にはまだわからないけれども、

 少なくとも、一緒に生きていきたい、そんなように思えるのです。

 あなたと過ごす特別な時間だけではなくて、本当に日常の時間をあなたと過ごしていきたい。

 多くのことは望みません。僕は、あなたとその日常が手に入れば、それだけでいい。

 一緒に笑い、一緒に悲しみ、時には喧嘩をすることがあるかもしれません。

 そんなごく普通の生活、そしてその中で見つける小さな幸せ。

 その幸せは、本当に小さいものかもしれないけど、僕にとっては大きな幸せになります。

 あなたは僕にとって、僕の人生において、必要な人です。

 自分勝手なかもしれないですけど、あなたを僕は求めています。

 僕はあなたが欲しい。それは変な意味ではなく、また独占しようということではなくて、純粋にあなたに僕の側にいて欲しい。

 僕は自分の弱さを認めたとき、僕はさまざまな呪縛から解放されて、自分に素直になることができたと思います。

 だからこそ、いま、僕は素直にあなたに伝えたい。

 僕はあなたのことが好きです。一緒にいてほしい。

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青い蝋燭(33)

 丸顔の彼女が顔を上げると、そのまま口唇を僕の口唇に重ねた。そして、ただ重ねるだけではなく、彼女はもっと激しく深いキスをしてきた。僕は彼女を抱きしめ、彼女を受け止めた。彼女は僕に覆いかぶさり、僕はキスを続けながら、下から彼女のブラウスのボタンをひとつずつ外していった。彼女のブラウスを剥ぎ取ると、白いブラジャーが見えた。そのブラジャーの下には豊満な乳房が隠されていた。僕は、背中に手を回し、ブラジャーのホックを探したが、見つからなかった。彼女は、口唇を一旦離して、「前よ」と言って、僕の手を胸に誘導した。再び、彼女は口唇を僕の口唇に重ね、僕は、片手でブラジャーのフロントホックを外した。そして、僕と彼女は半回転し、僕が上になった。僕は、自分のシャツを脱ぎ、彼女のスカートのチャックを下げた。

 お互いに求め合い、そして優しく強く、柔らかく、激しく、僕たちは欲望のまま、交わったのであった。

 僕たちは、その夜、三度、性交した。そして、僕は彼女のベッドの上で、朝を迎えた。僕は、三度目のセックスを終えた後、ぐっすりと眠ってしまった。僕は8時頃、目が覚め、僕の腕の中で眠っている彼女を起こした。

 彼女は、タンスの中から下着とジャージ、Tシャツを取り出して着た。僕は、床に落ちている自分の下着とシャツとチノパンを拾って着た。

 丸顔の彼女は、「また会ってくれる?」と聞いた。僕は、「いいよ」と言った。丸顔の彼女は、「いいの?」と、聞いた。僕は、「君が寂しくて、夜、眠れないときに連絡をしてくるといい」と言い、僕のPHSの番号を教えた。丸顔の彼女は、「でも彼女がいるんでしょ?」と聞いた。僕は、「それは気にしなくていい」と言った。丸顔の彼女は、「嬉しいわ」と喜んだ。

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ナニワ節だよ、人生は。

 人間生きていれば、いろいろなことがあります。

 楽しいこと、辛いこと、喜びや悲しみ。

 でも、経験は芸の肥やしになるんやで。ということで、ナニワ節だよ人生は的に、あまり重く受け止めないようにします。

 何事も経験。それが、小説のネタになっていきます。

 今日も、トホホなことが。(×_×)

 でも、これは次の小説で使わせていただこうかと。

 芸のためなら~

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青い蝋燭(32)

 沈黙を破るかのように僕は、「彼氏と別れたの?」と聞いた。丸顔の彼女は、「はい。一週間前に」と答えた。僕は、「地元の人?」と聞く。丸顔の彼女は、「はい。高校時代の同級生で、彼の方が一年早く東京に来ていたの」と答える。僕は「遠距離恋愛?」とさらに聞く。丸顔の彼女は、「私はそのつもりでした。でも、東京にも彼女が出来ていて」と言った。僕は「つまり、二股だったってこと?」と聞く。丸顔の彼女は、「そう。私が東京に出てきて、彼の家にいたら、東京の彼女がいて」と言った。僕は、「それはひどいね」と言った。

 丸顔の彼女は、突然泣き始めた。僕は、丸顔の彼女の頭に片方の手をかけて、僕の肩に寄せた。丸顔の彼女は、抵抗することなく、僕の誘導に身を任せた。

 丸顔の彼女は、「東京の彼女は、あなたはもう愛されていない、地元に帰ったときの都合のいい性欲の対象だけなのよ、って言って、彼も私に、出て行け、って言ったの」と言う。僕は、「ひどいね」と言った。丸顔の彼女は、「もう私何がなんだかわからなくて。死にたいとも思って。私はどうしたらいいのかわからない」と言った。僕は、「もう忘れた方がいい。人間は、忘れることができるんだ。嫌なことを忘れることができる。そして、新しい恋愛を探すんだよ」と言った。丸顔の彼女は、「忘れさせて」と言った。僕は黙った。丸顔の彼女は、「お願い」と泣きながら言った。僕は、「そんな刹那的にセックスしても悔いが残るし、何も解決しないよ」と言った。丸顔の彼女は、「あなたに抱かれたいの。今日のコンパで最初に会ったときから、あなたに抱かれたいと、強く思ったの」と言った。僕は黙っていた。僕は平静を装いながら、心の中では大きく揺れていた。欲望と理性の間で、気持ちが行ったり来たりした。

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レイザーラモン

 ゼミの後輩ミミさんのブログ「ORANGE 1000%」を読んでいたら、レイザーラモンネタが掲載されていたので、メモメモ

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★ これでみんなハードゲイフゥーーー!!  ★
→ 次の文をコピペしてどこのWEBサイトでもいいので、アドレスバーに貼り付け、Enterを押してみる。
JavaScript:with(document.body)innerHTML=innerHTML.replace(/<\/(a|A)>/g,'フゥーーー!!').replace(/。/g,'フゥーーー!! ').replace(/」/g,'オッケ~~!!」').replace(/w/g,'セイセイ');focus()

例えば、今Yahoo!にとんでって、はってみると………
笑えるよ!すっげテンション高いヤフーだよ!フゥー!!!!!!!
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最高ですよ、ミミ先生!

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青い蝋燭(31)

 僕は、黙っていた。丸顔の彼女も黙っていた。暫く沈黙が続き、お湯を沸かしているやかんがお湯が沸いた合図の音を出していた。

 僕は、「お湯が沸いたよ」と言った。丸顔の彼女は、「関係ないわ」と言った。関係は大ありだ。それが原因になって火事になったら大変だし、そんなことになったら、僕は死んでしまうかもしれない。そうしたら、確実に麻衣からは、疑念を持たれてしまう。その名誉を挽回する機会は永遠に得られない。だからこそ、今、するべきことは、やかんの火を止めることなのだ。

 僕は、「とりあえず、火を止めてほしいな。そうしないと生きた心地がしない」と言った。彼女は、「変な人ね」と言って、僕から離れてキッチンに戻った。僕の胸の中は興奮と緊張とが一杯で、頭の中は混乱をしていた。そして、下半身はもちろん勃起していた。僕はそれを静めるために必死に、新聞の見出しと記事の文字を追い、呪文のように繰り返した。

 丸顔の彼女は、紅茶を入れ、その紅茶をテーブルに置き、僕の横に座った。僕と丸顔の彼女は沈黙したまま、僕は新聞記事を、丸顔の彼女は俯いていた。

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