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退き際について

 いま、塩田潮著「出処進退の研究―政治家の本質は“退き際”に表れる」を読んでいる。

 実は、今年に入ってから、やはり人間は退き際が重要だなと思ったりする。今まで、退き際を間違えて、権力なり立場に固執し過ぎて、評価を下げるというか、ダメになるケースを良く目にする。

 人間は、辞めるときは、素直に辞めることが重要なんだろうと思う。もっといえば、人間は、もっとも輝いているときに退く。これが理想なのではないかと思う。

 ただ、もっとも良い時に辞めることは、後ろ髪をひかれるし、未練があるし、もっと上があるのではないかと野心も生じるので、なかなか辞めることができない。それによって、退くタイミングを逃すということは往々にしてある。

 負け戦なんかも、もうすこしやれば勝てるのではないかとか、そういうことを考え出すと、退き際を見誤る。そうすると、負わなくても良い傷まで負うことになる。

 退き際を決断するということは、もしかすると人生においてもっとも難しい決断なのではないだろうか。

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