交換blog
昔、子どものころ、好きな女の子と交換日記とかするという淡い幻想って、ありませんでしたか?
ぼくは、まめに日記を付けるということができず、中学生の頃は、学校で強制的に日記を付けさせられていたから日記帳を渡され、毎日、担任の先生に提出するという制度があったので、仕方なく日記の代わりに、政治経済ニュースや小説を書いていました。
あっ、いまとやっていること、あんまり変わってない・・・
つまり、ぼくの精神年齢は、まだ中学生ということでしょうか。むしろ、成長していないのかも?
自分のプライベートを日記で書いて、自分の中で完結するならまだしも、それを他人に見せることなど、恥ずかしくて恥ずかしくて。いまでこそ、ブログで「石原さとみ」好きとか、ブログのネタとして書くことができますけど、初心な少年時代に、自分をさらけ出すことなんか、とんでもない!
そう考えると、他のクラスメートは何を書いていたのでしょうか。律儀に、今日は何をしましたとか、こんなことを考えましたとか、書いていたのでしょうか。
ぼくは、文章は下手なのですが、できるだけ、感動をしてもらい、また面白い文章を書こうと思っています。あまりに考えすぎて、とんでもない文章になることの方が多いですけど
だから、日記という文章が苦手で、律儀にその日起きたことを淡々と書くなんてことは、ほぼ無理。だから、ちゃんと書いている人、偉いなーと思ってしまうわけであります。文章を書いているときに、いろいろと思いついちゃうからまとまらないというのもあります。これは、道を歩いていて、通りすがりの人や、電車の中で、人間観察をしているときに、その人の人生を勝手に想像したり、ドラマを考えてみたりするという癖もあります。考えようと思わなくても自然に思いついちゃうんですよね。
たとえば、
「○月○日(日曜日)
今日は、午前中から夕方まで部活動でした。新人戦も近いので、時間を忘れるぐらい、練習に気合が入ってしまいました。3年生も引退して、これからは私たち2年生が中心になるので、責任感を強く感じます。
帰宅後、数学の復習をしました。私は、数学が苦手なので、なかなか問題が解けず、もっと数学にかける時間を増やさなければいけないと思いました。勉強後、テレビを見ました。「義経」と「行列のできる法律相談所」です。義経の滝沢くんは大好きなので、毎週欠かさず見てしまいます。歴史の勉強にもなるので、一挙両得です。「法律相談所」は法律の勉強になり、役立ちます。
テレビを見終わったあと、お風呂に入り、就寝の準備をしました。大会が近いからと言って、勉強時間が少ないことはいけないので、来週から気をつけようと思いました。」
普通の日記だとこんな感じでしょうか。
「担任の先生より
新人戦に向けてがんばってくださいね。責任感を持つということは重要なことですが、○○さんはがんばりやさんなので、あまりプレッシャーに感じないように気をつけてくださいね。苦手な科目については、予習と復習をしっかり行い、わからないことがあれば、教科担任の○○先生に個別に質問して、ゆっくりと得意な科目に変えていってくださいね」
という、返事が来るのでしょうか。
ぼくは、このようには書けません。(いま、こうして書くのだって、30分以上、かかりました)
「○月○日(日曜日)
今日は、球はなんで丸いのだろうということを考えました。そもそも丸いということはどういうことなのでしょうか。今日、テレビを見ていたら、ニュースで、選挙のことをやっていました。今年の流行語は「刺客」になりそうですね。自民党は勝てるのでしょうか。ぼくは、ぼくたちの将来のために郵政民営化が必要だと思うのですが、なぜ反対する人たちは反対するのでしょうか。やはり利権とかでしょうか。テレビを見ていたら、行列のできる法律相談所をやっていました。大人の世界って、大変ですね。先生もやっぱり、いろいろ大変ですか?」
(書いていて、あまり切れ味が良くないなぁと自己反省。)
こういう学生がいたら、先生はどのように答えるのでしょうか。
「担任の先生より
やおいたくんは、哲学的ですね。何事も深く考えることはいいと思いますよ。時事の問題について、興味を持つことは重要だと思います。もっともっと調べてみたらいいと思いますよ。」
というのが、無難なコメント。ポイントは、「大人の世界って、大変ですね。先生もやっぱり、いろいろ大変ですか?」というところをさりげなく無視しているところです。ここで、「大人の世界はやっぱり大変です。先生もいろいろと恋愛のトラブルに巻き込まれてしまって。やおいたくんももう少し大人になったらわかりますよ」という感じで、コメントが戻ってきたら、逆に怖い!
あと、日記で、自分の恋愛とかそういうことを書いてくる人がいたら、
「○月○日(日曜日)
今日、テレビを見ていたら、義経をやっていたのですけど、石原さとみちゃんが可愛いので、いいなぁと思いました。石原さとみちゃんみたいな彼女がいたら、どんなに幸せだろうと、それだけで頭が一杯になりました」とか、「最近、ぼくはクラスメートの○○さんのことが好きで、四六時中、○○さんのことで頭が一杯で、なにも手がつかず、夜も眠れません」とか書いてあったら、先生はどう対処するのでしょうか?
まあ、まださとみんネタなら、「先生も石原さとみさん好きですよ。かわいいですよね」というコメント、女性の先生なら書いても支障はない。男性の先生なら、翌日から「あの先生は石原さとみが好き」というレッテルを貼られてしまうので、リスクが高くて、危険だ。だからといって、「先生は、及川奈央が好きです」とか「先生はどちらかというと杉田かおるです。」と告白されても嫌かな。あと、「石原さとみさんのどんなところがいいのかなー?」と突っ込まれてもねぇ。それに、「あれ?この前までは、松浦亜弥じゃなかったっけ?」と確認をされるのもどうかと思います。
ここは無難に、「憧れの人がいるということはいいですね」と書いておくことにしておきましょう。
むしろ、対応が困るのは後者。「クラスメートの○○さん」の件。現実的な恋愛相談だし。ここは避けることはできないのでは。「先生もクラスメートの○○さん、いいと思いますよ」とは、まず書けないですよね。北方謙三のような回答はもちろんできないし。「告白しちゃえばぁ」と立場上煽れないし。
ここは無難に、「恋愛をするということは素晴らしいことです。勉強や部活動、趣味を通じて、もっと自分を磨いてみてください」と、直接的なコメントは避け、でも、完全に無視は避け、というコメントでしょうか。
皆さんなら、どんなコメントしますか?
まあ、余談はこのぐらいにして、長くなったのですが、本題は「交換blog」ということで、blogでも交換日記みたいのがあると面白いのではないかと思いました。複数のライターが、日替わりで、前の記事を踏襲しつつ、コメントしつつ、日記をつけていく企画。
できれば、男女間で、それで、新しい恋愛発展の形とかが提供できると、「あいのり」みたいじゃないですか。
ということで、誰か、この企画案を一緒に考えてください。
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