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言葉という楽器

いま、ぼくは長い小説を書いています。このブログを読んでくださっている方なら、ご存知の「今夜、夢の中で君に出逢う」です。先日、この小説を書くための取材をしてきました。主人公の「僕」は、どこに住んでいるのか、「僕」が行くところはどこか、というようなことを探しながら、ぶらぶらとしてきました。

その中で、もうひとつ小説のタネを考えました。これは、どのくらい長いものになるかはわからないのですが、「神々に捧げる詩」という題名を考えています。こちらも、少しずつ書き始めて行こうと思っています。ただ、このブログでこちらの小説も掲載してしまうと、混線してしまうかもしれませんね。

それと、「大きな米国小さなぼくの冒険」は、400字詰め原稿用紙で、だいたい80枚ぐらいの原稿なので、出版するとき、どうしようかと悩んでいます。印刷すると、だいたい40枚くらい。そうすると、少し薄いのと、本の背にタイトルを入れられるかどうか「微妙」なんですね。

当初、撮影してきた写真を掲載しようと思ったのですが、こちらは、コストがかかりすぎるため断念。あと、実は肖像権とかも関わってくることもあるので、避けておいた方が良いかなと判断したというのもあります。

原稿を書き加える方法もあるのですが、出版向け「書き下ろし原稿」。でも、遅筆で有名なぼくですから、その方向だと、出版がいつになるかわからなくなります。

まだまだ、どうなるのか決まっていない不安が。。。

それで、最近、前にも書いたかもしれないけど、楽器をやりたいと思っています。特にピアノ。そうしたら、ジャズピアノですね。ストレス発散というか、いろいろと行き詰ったとき、家でジャズピアノが弾けたら最高じゃないですか。

そうしたら、いろいろな楽器をやっている人とコラボレーションして、新しい音楽を作りたいですね。

ぼくは、小学校のときから、音楽や図工の成績というのは篩いませんでした。例えば、「5」とか「4」とかいう成績とはご縁がなく、いつも「3」。音楽は歌うことは好きだけど、上手いわけではない。絵を描くことは好きだけど、褒められているのか貶されているのかわからないけど、「ピカソみたい」と評される。ピカソはピカソだから、ピカソなのであって、ぼくが「ピカソみたい」な絵を描いたからって、それは「ぼく」なだけであって、決してピカソではないのだ。たぶん、こうした好きと不得意のギャップが、自分の中で、コンプレックスになっている気がする。

そのコンプレックスは、いまでもあって、自分の中のひとつの欠落点になっていると思っている。そのコンプレックスは何を生み出すのか。そう、「羨望」であり「嫉妬」なのである。たぶん、人間が、ある人に対して、その人のある一部について、「羨望」を感じたとき、自分と比較して、その羨望が「嫉妬」に変わることが多々ある。そこで、人々は、デタッチメントかコミットメントのどちらかの選択をするんだと思う。

そのデタッチメントとコミットメントには、正と負の方法が、それぞれあって、悪い方向に行ってしまうと、なかなか厄介な問題が起きてしまう。もしかすると、歴史的にも、これはいろいろと当てはまるのかもしれないなと思ったりする。

コンプレックスをどのように自分の中に生産的に発展的に解消するのか。そうすることが重要なのではないかと思ったりします。

それで、話は戻って、楽器。ここで言いたいのは、僕は音楽や図工は苦手だということです。でも、自己表現はしたい。表現者でありたいというのは、前にも書きましたが、僕の子どもの頃からの夢であります。

そこで、自然にたどり着いたのが、言葉による表現なのだと思います。しかも、言葉を音として発するのではなく、文字の形で発するということ。僕は、人前でお話しするのは、とても緊張して、とても苦手です。汗がひっきりなしに出てきて、なかなか大変です。

文字という手段で、ぼくを表現したい。これが、昔からのぼくのスタンスです。

これからも言葉という楽器を使って、ぼくを表現していこうと思います。それで、密かにピアノをやって、今度は、音という表現手段も使って、複合的な表現を目指そうかな。

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