6月8日(水):米国東部時間→米国中西部時間
朝6時20分の飛行機で、クリーブランド経由でMadisonまで行きます。New Havenで見たニュースでもやっていたんですが、米国の搭乗前の荷物検査は厳しくなっていて、時間がかかるとのことで、朝4時40分にはホテルをチェックアウトする。昨日は、歩いての予行練習をしたが、ちょうどシャトルバスがあるようなので、ホテルからシャトルバスを利用することにする。
5時前には、ゲートに着いたので余裕かなと思っていたところ、やはり搭乗ゲート前で引っかかる。米国では、靴を脱いで、上着も脱ぐ。全ての貴金属類を手放しゲートを通ろうとすると、特に音がしない。無事に通過かと思いきや、係員のおじさんが、ニコっとしたのを、僕は見逃さなかった。
僕は、進もうとするが、おじさんに止められる。そのうち、「こっちに来い」と明らかに精密検査のところに連れて行かれる。まず、何かの容疑者のように、ボディチェック。手を伸ばし、すべてチェック棒で身体を触れられる。その間に、僕の荷物は、漁港で水揚げされた魚たちのように、細かくチェックされる。鍵をかけている部分があったので、係員が鍵はどこだと聞いてくる。僕は、ボディチェックの最中なので、リュックの中だと言ったが、「up to you」と言ってきた。このとき、断れば、鞄の中は見られないかもしれない。しかし、僕は小心者の正直者だと自負しているので、鍵の場所を知らせる。リュックの中の鍵をとろうと、僕は手を伸ばすと、係員のおじさんが僕の手を跳ねのける。いやいや、自爆テロなんてしないって。
指差しで、鍵の場所を教えて、鍵を開けさせる。鞄の中に入っていた、「特命係長只野仁」と「整形美人」のDVDを見て、女性係員が、くすっと笑ったのも見逃さなかった。
僕はふんだりけったりで、米国で飛行機に乗るのが鬱になる症候群。
はあぁとためいきをしつつ、空港の外では夜が明ける。
飛行機は定刻で離陸。敢えて徹夜した僕は飛行機が離陸後、そのまま寝てしまう。三席を独占したのは初めてだったので、少し自慢げに、足を伸ばして寝る。そのおかげで、機内サービス、サービスといっても、飲み物とビーナッツをくれるだけだけど、それにありつけない。
まず、クリーブランドに着いて、トランジットに1時間。朝食は当然食べていないので、お腹 がすき、スターバックスでパンを買う。コーヒーも買おうかと思っていたのだが、並んでいたのと、パンを要求したところ、店員さんが次の客のオーダーを聞き始めたので、僕はそれ以上の注文ができなかった。何度も繰り返すけれど、僕は小心者なのである。
クリーブランドからは、セスナのような40人乗りの飛行機でMadisonへ。このとき、僕はまだMadisonとクリーブランドに時差があることを知らず、30分で着いちゃうんだとか思っている。
飛行機離陸。15分ぐらいしたら、飲み物とピーナッツのサービスが始まる。僕は30分で着くのに、このアテンダントさん(小太りの男の人。でも、なかなか仕事ができる感じ。)は、着陸態勢に入りつつもがんばるのだろうかと他人事ながら心配してしまう。でも、その心配は杞憂で、いつのまにか時刻が一時間戻っていて、まだまだ飛行機は飛び続ける。結局、早めに着いて、1時間程度飛行。つまり、クリーブランドを出た時間にマディソンにつくという感じとなった。
マディソンの空港には池上さんが迎えに来てくださった。今夜は、池上さんの家に泊めていただく予定です。まず、車で、池上さんの家に行き、荷物を置いた後、車でWisconsin大学に行く。
車で、Wisconsin大学を回り、池上さんの研究室にお邪魔する。農業経済学研究科の建物を見学させていただく。そして、マディソンの繁華街で、昼食を食べる。昼食は、地中海料理。とくにアルジェリアとかその辺の料理で、僕はベジタリアン風クスクスを食べる。クスクスの量は多くて食べきれず。
昼食後に、少し車で走って、スターバックスへ。スターバックスでコーヒーを飲んだ後、少し街を見せていただき、湖へ。マディソンは湖に囲まれた土地のようである。
その後、大学に戻り、しばし作業をさせていただく。そして、夕食は日本で言うところのファミリーレストランへ行き、スペアリブを食べる。
夕食後、お酒を飲もうということで、バーに行く。まずは大学の施設とのことだが、湖にある広場へ。そこで、なんとビールとか軽いおつまみが売られていて、大学生がたくさん集まっている。湖の夕焼けを見ながら、ビールを飲む。その後も、少しブラブラとして、池上さんの家に戻り、シャワーを追え、横になった瞬間に寝てしまう。次に起きたのは、もう朝だった。
朝起きると、鞄の鍵が壊されていることに気が付く。空港の荷物チェックの素晴らしい成果である。


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