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No.125 心のカケラ

手の中にすくいあげた水が
指の間から切なくこぼれ落ちる
僕の心の渇きを癒すために
何度もすくいあげるのだけど

ここから一歩踏み出すための
勇気を持つことができなくて
この場所にずっと佇んでいる
消えそうな君の影を思い出しながら

儚い夢を追い続けて歩いてきたけど
宇宙(そら)の中を彷徨うように
ただひとつの真実だけを信じて

永遠の中の一瞬に人は生きていて
出会いと別れを繰り返しながら
自分にしか見えない輝きに導かれ
少しずつ時を刻んでいく

花のつぼみのようにかわいらしくて
まだ少女だった君が思い浮かぶ
君がいじわるをして 僕が騙されて
それを見て無邪気に笑っている君の顔

大切な宝石のような君の笑顔
失いたくなくてもがいてきたけど
ただひとつの愛だけを信じて

君を傷つけて 壊れた心のカケラを
そっとそっと 手の中に集めてみたけど
水がこぼれ落ちるように
僕にはもう取り戻せない 

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